Sterra Security Tech Blog

株式会社ステラセキュリティの公式技術ブログ

VS CodeとCursorの拡張機能のクールダウンとその適用範囲の違い

代表の小竹(aka tkmru)です。 今回は、ソフトウェアに関するサプライチェーン攻撃への対策として、VS CodeとCursorの拡張機能にクールダウンを設定する方法を紹介します。 あわせて、両エディタでクールダウンが適用される範囲の違いを整理します。 Cursor…

しゃぶ葉のテーブルで学ぶMITM 〜届かなかった六穀豚が教えてくれた通信暗号化の大切さ〜

代表の小竹(aka tkmru)です。 先日のしゃぶ葉での出来事です。キッチンから私の席へ運ばれてくるはずの六穀豚が、配膳ロボの移動中にいつの間にか別のテーブルの人に取られていた—— しゃぶ葉にてサーバ(キッチン)とクライアント(客席)間で中間者攻撃が…

「マイナス10個あげます」でアイテムが増えるゲーム ― 数値バリデーションの落とし穴2選

代表の小竹(aka tkmru)です。 本記事は、先日公開した 「1日1回限定のガチャ」を20連できてしまう ― ゲームAPIで頻出するTOCTOU脆弱性と対策 に続く、ゲームAPIの脆弱性シリーズの第2弾です。 tech-blog.sterrasec.com 元ネタは、2026年3月19日に開催され…

「1日1回限定のガチャ」を20連できてしまう ― ゲームAPIで頻出するTOCTOUとその対策

代表の小竹(aka tkmru)です。 2026年3月19日に開催された勉強会「TECH BATON in 東京 〜ゲームアンチチートに学ぶ セキュリティ設計と攻防の舞台裏 〜 - connpass」にて、「10分で知る ゲームが『チートされる』仕組み 〜通信・API・メモリから見る攻撃と…

その「ソーシャルログイン」は大丈夫?OAuth/OIDC実装の3つの落とし穴

代表の小竹(aka tkmru)です。 「Googleでログイン」などのソーシャルログインは、今やWebサービスの標準機能です。 この機能は一般的に、認可の仕組みであるOAuthの上に、ユーザーの身元確認を行うためのOpenID Connect(OIDC)というプロトコルを重ねるこ…

スライドも「コード」として管理する。MarpとCI、AIで実現する、高品質で持続可能な資料作成

代表の小竹(aka tkmru)です。弊社では、登壇資料などのスライドを作成する機会が多くあります。 直近ではAVTOKYO 2025で登壇していました。 AVTOKYOは渋谷のクラブで行われるカンファレンス(飲み会)です しかし、一般的なスライド作成ソフトでは「バージ…

Windows特有のセキュリティ機構とBring Your Own Container

EDR

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 前々回、前回に引き続きEDRバイパス手法の1つであるBring Your Own Container(BYOC)について紹介します。 BYOCは、Dockerコンテナを悪用して、EDRを回避する手法です。 この手法は、OSに標準搭載されたツールを悪用す…

macOSのTCCを回避しBring Your Own Containerを活用する

EDR

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 前回に引き続きEDRバイパス手法の1つであるBring Your Own Container(BYOC)について紹介します。 BYOCは、Dockerコンテナを悪用して、EDRを回避する手法です。 この手法は、OSに標準搭載されたツールを悪用する「Livin…

Dockerを悪用するEDRバイパス手法「Bring Your Own Container」

EDR

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 前回に引き続きEDRバイパス手法を紹介します。 EDRバイパスの概要はこちら。 tech-blog.sterrasec.com 昨今のソフトウェア開発において、Dockerをはじめとするコンテナ技術はなくてはならない存在となりました。 開発環…

SentinelOneのインストーラを悪用するEDRバイパス手法「Bring Your Own Installer」

EDR

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 前回に引き続きEDRバイパス手法を紹介します。前回は、EDRバイパスの概要について紹介しました。 tech-blog.sterrasec.com 今回はSentinelOneがインストールされた多くの端末で有効と思われる「Bring Your Own Installer…

真実と幻想とEDRバイパス概覧

EDR

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 著名なセキュリティ製品であるEDRは、残念ながら万能ではありません。 今回は、世界各地のセキュリティカンファレンスで頻繁に新しいテクニックが発表されており、ホットな分野である「EDRバイパス」の概要を紹介します…

GitHub OrganizationのプロフィールにREADMEを設定しました

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 GitHubには、企業やコミュニティ、OSSプロジェクトなどを組織単位で管理するための、Organizationという機能があります。 先日、弊社のOrganizationのプロフィールにREADMEを設定しました。 この記事では、Organization…

Android端末の画面をPCにミラーリングして検証作業を効率化する

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 Androidアプリの脆弱性診断において、scrcpyというツールを使い、端末の画面をPCにミラーリングすれば、視線の移動が減り、作業効率が上がります。 また、録画機能を使えば、作業内容を共有する際にも便利です。 ここで…

クロスコンパイルできるC言語のビルド/実行環境をGitHub ActionsとQEMUで作る

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 「ARM環境でディスアセンブルを妨害するテクニック」シリーズでは、アンチディスアセンブルを施されたC言語のコードを紹介しました。 tech-blog.sterrasec.com tech-blog.sterrasec.com アンチディスアセンブルや難読化…

32ビット/64ビットの両方のARM環境で有効なディスアセンブルを妨害するテクニック

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 この記事は、大好評企画(?)「ARM環境でディスアセンブルを妨害するテクニック」の第2弾です。 前回は、32ビットのARM環境のみで有効なアンチディスアセンブルテクニックを紹介しました。 tech-blog.sterrasec.com 本…

32ビットのARM環境のみで有効なディスアセンブルを妨害するテクニック

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 ディスアセンブルを妨害するアンチディスアセンブルという耐タンパ性を高めるための技術があります。 本記事では、32ビットのARM環境(以下、ARM32)のみで有効なアンチディスアセンブルのテクニックを紹介します。 静的…

パッチを当てるPythonスクリプトを生成するIDAプラグイン「genpatch」を作った話

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 先月、genpatchというIDA Pro上で当てたパッチと同じパッチを当てるPythonスクリプトを生成するIDAプラグインを公開しました。 この記事では、作成した「genpatch」の使い方、仕組みを紹介します。 IDA Pro上でバイナリ…

アップロード機能の検証のためのファイルを作成するツール「dummy」を作った話

OSS

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 dummyというファイルアップロード機能の検証用の静的ファイルを作成するコマンドラインツールを公開しました。 指定したテキストを書き込んだJPEGファイル、PNGファイル、PDFファイルを生成でき、PNGファイルに関しては…

書籍「ポートスキャナ自作ではじめるペネトレーションテスト」が9/20に発売されます

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 オライリー・ジャパンより拙書「ポートスキャナ自作ではじめるペネトレーションテスト -Linux環境で学ぶ攻撃者の思考(通称: カワウソ本)」が9/20に発売されます。本記事では構成、見どころを紹介します。 表紙はかわい…

Nmapの日本語ドキュメントを更新した話&その方法の解説

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 先日、Nmapというポートスキャナの日本語ドキュメントにコントリビュートしました。 この記事では、日本語ドキュメントの現状とコントリビュート方法の解説を行います。 デファクトスタンダードのポートスキャナNmap Nma…

セキュリティ・キャンプ全国大会2023脅威解析クラスで講義を行います

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 セキュリティ・キャンプ全国大会2023の脅威解析クラスにて「ポートスキャナ自作から始めるペネトレーションテスト入門〜Linux環境で学ぶ攻撃者の思考〜 」という題で講義を行うことになりました。 本記事では、セキュリ…

VRヘッドセットからの通信をプロキシツールで確認する方法

取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 AndroidベースのVRヘッドセットでは、Android端末と似た方法でMITM(Man In The Middle attack)を行い、 プロキシツール上で通信内容を確認できます。 脆弱性診断の際には対象のアプリケーションとAPIサーバの通信を確…