取締役CTOの小竹(aka tkmru)です。 GitHubには、企業やコミュニティ、OSSプロジェクトなどを組織単位で管理するための、Organizationという機能があります。 先日、弊社のOrganizationのプロフィールにREADMEを設定しました。 この記事では、OrganizationにREADMEを設定する方法、記載内容について紹介します。
OrganizationのプロフィールにREADMEを設定する方法
次の手順で、OrganizationにREADMEを設定できます。
- 所属しているOrganizationに.githubという名前のリポジトリを作成します。
- .githubリポジトリ内にprofileフォルダを作成します。
- profileフォルダ内に
README.md
を作成し、Markdown形式で内容を記載します。 README.md
への変更をコミットします。- 問題なければ、リポジトリを公開します。
READMEに記載する内容
READMEには、活動内容や目的など、OrganizationのGitHubリポジトリへの訪問者に伝えたい情報を記載します。 Markdown形式で記述できるので、見出しやリンク、画像などを使って各種情報を分かりやすく伝えられます。 例えば、次のような内容を記載できます。
- Organizationの目的
- Organizationの活動内容
- Organizationの連絡先
弊社のREADMEでは、次の内容を記載しています。
- About Us(自己紹介)
- Links(各種リンク)
- License(OSSのライセンス情報)
参考に弊社のREADME.md
をご覧ください。
About Usには、弊社では脆弱性診断サービスを提供していることや、脆弱性診断のためのOSSツールをGitHub上で公開し、
コミュニティに貢献していきたい旨を記載しています。
まとめ
OrganizationにREADMEを設定することで、どういった活動を行なっている組織なのか、訪問者に分かりやすく伝えることができます。 個人ユーザだとプロフィールにREADMEを設定している方が結構多い印象ですが、 日本企業ではOSSを公開している企業であっても、OrganizationにREADMEを設定していないことが多いです。 インターネットでのプレゼンスを高めるためにも、READMEを設定してみてはいかがでしょうか。 ぜひ、あなたのOrganizationでもREADMEを作成し、組織の魅力を発信してみてください。